「企業のホームページを作ったけれど、アクセスが全然集まらない……」
「上司にコーポレートサイトの集客率の改善を指示されて困っている……」
この記事では、上記のようなお悩みを抱えている経営者や広報担当者に向けて、ホームページで集客ができない原因と対策・施策について解説していきます。
ホームページで集客ができない原因とは?
はじめに、ホームページで集客ができない原因について考えていきましょう。
SEO対策ができていない
ホームページで集客ができない原因として、「SEO対策ができていない」ことが考えられます。SEOとは、「Search Engine Optimization」の略称で、日本語で表すと「検索エンジン最適化」となります。
多くの人は検索エンジンを使ってホームページを訪れます。その際、特定の「検索キーワード」を入力するわけですが、自社に関係のある検索キーワードで、自社のホームページを上位表示させるための施策をSEO対策といいます。
このSEO対策ができていないと、検索エンジン経由でのアクセスがほとんど無い状態ですので、ホームページの集客ができていない状態となってしまいます。
SEO対策の重要性や具体的なやり方については、以下の記事をご覧ください。
>>2024年最新|意味ない?何をすればいい?初心者でもできるSEO対策のやり方を解説! | 広報代理店
アクセスのきっかけとなるコンテンツが少ない
先ほどご紹介したSEO対策に関連しますが、ホームページを訪れるためのきっかけとなるコンテンツが不足していることも、ホームページで集客ができない原因のひとつです。
コンテンツとは、具体的にはオウンドメディア(自社ブログ)のブログ記事などのことを指します。オウンドメディアにSEOを意識したブログ記事や、お客様の声を記事化した事例紹介などを掲載することで、新規ユーザーがアクセスをするきっかけとなります。
なお、オウンドメディアにコンテンツを作成してSEO対策することを、コンテンツマーケティングと呼びます。
オウンドメディアやコンテンツマーケティングについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>オウンドメディアとは?ペイドメディアとの違いやメリット・注意点 | 広報代理店
>>コンテンツマーケティングとは?意味・目的やメリットをわかりやすく解説! | 広報代理店
ターゲットが定まっていない
ホームページで集客するためには、しっかりとしたターゲットを定める必要があります。
「どういった人にWEBサイトを訪問してもらいたいのか」や、「商品やサービスを届けたい相手」を明確化せずにWEBサイトを作っても、ぼんやりとした誰にも届かないサイトになってしまう場合が多いです。
ターゲットが不明瞭なままですと、SEO的にもマイナスに作用してしまいます。まずはホームページのターゲットをしっかりと見直すことが、集客ができるホームページに生まれ変わる第一歩です。
適切なキーワード戦略ができていない
コーポレートサイトに適したキーワード戦略ができているかどうかも、集客ができるサイトかどうかを分けるポイントです。
たとえば、住宅会社のホームページなのに「ハンバーグ」というキーワードでの流入が多くても、住宅会社のコンバージョンには繋がりにくいです。
上記は極端な例ですが、キーワード戦略を間違えてしまうことでホームページで集客ができなかったり、自社のターゲットと違ったニーズのアクセスが増えてしまったりする可能性があります。
そのため、どういったキーワードを狙うかについては、しっかりと考えてからコンテンツ作成などのSEO対策を行いましょう。
WEB広告を活用していない
ホームページで集客する手段は、オーガニック検索(Googleなどの検索エンジン経由のアクセス)だけではなく、WEB広告経由でアクセスを集める方法もあります。
SEO対策を強化してオーガニック検索を増やす方法は、成果がでるために平均で半年以上の時間がかかってしまいます。一方、WEB広告(Google広告)を活用することで、費用はかかりますが手取り早くアクセスを増やすことが可能です。
なお、WEB広告には検索エンジン上にテキストで表示される「リスティング広告」や、WEBサイトの広告枠に表示される「ディスプレイ広告」などがあります。
ユーザーが求めている情報がホームページに無い
ホームページにアクセスしてくる人は、なにからしらの目的を持っています。
たとえば、「ホームページ 制作費」と検索している人は、「ホームページの制作費用」が知りたいことになります。それにも関わらず、ホームページに「ホームページの制作費用」に関する情報が無かったとしたら、アクセスをしてきたとしてもすぐに離脱してしまう可能性が高いですし、そもそもSEO的に上位に表示される可能性も少ないです。
「ターゲット設定」と「狙いたいキーワード設定」に基づいて、ユーザーが求めている情報をしっかりとホームページやコンテンツに反映していくことが、ホームページで集客するための大切なポイントです。
ホームページの改善・更新をしていない
ホームページやコーポレートサイトは、作って終わりではありません。むしろ作成してからがスタートと言ってもよいくらいで、事業やサービスの変化や、ユーザーからの反応などによって、ホームページは適切に改善・更新をしていく必要があります。
定期的な改善・更新が行われていないWEBサイトは、SEOの評価も落ちていくことが多いので、アクセス数も徐々に下がっていってしまうでしょう。
ホームページの改善・更新でもっとも手取り早いのが、すでにご紹介した「オウンドメディアの運営によるブログ記事の更新」が挙げられます。
オウンドメディア運営の方法について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>オウンドメディアとは?ペイドメディアとの違いやメリット・注意点 | 広報代理店
ホームページ自体の品質が低い
ホームページ自体の品質が低いことも、ホームページで集客ができない原因になっている可能性があります。
ここでいうホームページの品質とは、ホームページの中身であるHTMLコードが正しく記述されていないことを指しています。たとえば、安く済ませるために格安のホームページ制作業者に依頼したり、アマチュアの人にコーポレートサイト作成を依頼したりしていると、HTMLコードが正しく記述されていない可能性があります。
ホームページの品質が低いと、SEO評価が低くなってしまい、アクセスが集まりにくいので、心当たりがあるかたは一度しっかりしたプロのホームページ制作業者にチェックしてもらうことをオススメします。
ホームページで集客するための対策・施策
ここからは、ホームページで集客するための具体的な対策・施策についてご紹介していきます。
SEO対策をしっかり行う
ホームページで集客するために、まずはSEO対策をしっかりと行なっていきましょう。SEO対策を行うには、まずはSEOについて正しく理解することが大切です。
そのうえで、以下のような施策を実行すると効果的です。
○ユーザー(人間)にとって優良なコンテンツの作成
○タイトルやディスクリプションなどの設定をしっかり行う
○SEOだけ意識するのではなく企業の理念も発信していくことが大切
○プレスリリースを発信する
SEO対策で大切なのは、1回やったら終わりではなく、その施策を継続して行なっていくことです。そうすることで、ドメインパワー(サイトパワー)が徐々に増えていき、SEO順位も上がりやすくなります。
各SEO施策の具体的なやり方や方法については、以下の記事をご覧ください。
>>2024年最新|意味ない?何をすればいい?初心者でもできるSEO対策のやり方を解説! | 広報代理店
オウンドメディアを運営する
オウンドメディアの運営も、ホームページで集客するためには大切な施策です。オウンドメディアを運営することにより、ユーザーを呼び込むきっかけとなるコンテンツ(ブログ記事)をたくさん増やすことができます。
ただし、どんなコンテンツでも良いわけではなく、「ターゲット選定」や「狙いたいキーワード選定」、そしてブログ記事の中身にしっかりとアクセスしてくるユーザーが求めている情報を書くことが求められます。
また、SEO記事と平行して、企業や経営者の想いをしっかり伝える記事を書くことで、ブランディングやファンを増やす効果も期待できるでしょう。
オウンドメディア運営について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>オウンドメディアとは?ペイドメディアとの違いやメリット・注意点 | 広報代理店
WEB広告を活用する
ホームページで集客していくためには、WEB広告(Google広告)の利用も視野に入れたほうが良いでしょう。WEB広告(Google広告)には検索エンジン上にテキストで表示される「リスティング広告」や、WEBサイトの広告枠に表示される「ディスプレイ広告」などがあります。
まずは、自社が狙いたいキーワードを選定して、そのキーワードに対して「リスティング広告」を出していくことをおすすめします。広告費用については予算にあわせて柔軟に設定することができるので、例えば月1万円からでもWEB広告(Google広告)は始めることができます。
ホームページのターゲットを再度見直す
ターゲットを決めずに、とりあえずホームページを作ってしまった企業は多く存在します。ターゲットを決めないと、ターゲット層のニーズや悩みにあわせたコンテンツを作成することができません。
ホームページで集客するためにも、ターゲットが決まっていない場合は、まずターゲット設定から見直していきましょう。
Analyticsを活用してHPの改善・更新を行う
ホームページの改善・更新は、SEO対策の一貫でもあり、ホームページに集客するための施策として重要です。
ホームページの改善・更新には、Google Analytics(グーグルアナリティクス)を活用するのが効果的です。Google Analyticsを利用することで、日々のサイトへのアクセスしたユーザー数はもちろん、セッション数やイベント数、ページ滞在時間、ページ離脱率、表示回数が多いページなど、WEBサイトに関する非常に多くのデータを閲覧することができます。
Google Analyticsを使って、作成したコンテンツが狙ったキーワードで上位を取れているかや、どのくらい離脱されているか、サイト内でページ遷移されているかなどの情報を見て、必要な対策を施すことができます。
場合によってはホームページをリニューアルする
ホームページ(コーポレートサイト)は、企業の成長にともなって、同じように変化していく必要があります。起業当時に作ったホームページも、たとえば5年ほど経つと現在の企業のカタチと見合わなくなっているケースがとても多いです。
そのため、ホームページは5年ごとくらいに企業の成長にあわせてリニューアルしていくのが最適ですが、現在のホームページで集客ができていないのであれば、その際にホームページのターゲットも再度見直してみましょう。
また、「作ってみたは良いが、ホームページがまったく集客の役に立っていない」という場合でも、しっかりとターゲットやコンセプトから見直したうえで、ホームページリニューアルを検討することをおすすめします。
ホームページで集客するなら広報代理店へ
この記事では、ホームページを作ったけれどなかなか集客に結びつかないお悩みを抱えた方にむけて、ホームページで集客ができない原因と対策・施策について解説してきました。
結論として、ホームページで集客をするためには、WEBサイトやビジネスのターゲット設定をしっかりと行い、その上でSEO対策を強化やWEB広告を出稿することが効果的です。
SEO対策でもっとも効果的なのは、オウンドメディア(自社ブログ)を運営して、ユーザーがアクセスするきっかけとなるコンテンツを増やしていくことです。
広報代理店では、オウンドメディアのコンテンツ(ブログ記事)を、企業に代行して作成するサービス「いっしょにオウンドメディア」をご提供しています。
「いっしょにオウンドメディア」では、狙いたいキーワードを意識した良質なコンテンツ(ブログ記事)を作成することができるので、ホームページへのアクセス数を着実に増やしていくことができます。
ホームページの集客を増やしたい方は、広報代理店の「いっしょにオウンドメディア」にお任せください。
「いっしょにオウンドメディア」の詳しいサービス内容や費用については、以下のページをご覧ください。
また、広報代理店「いっしょにオウンドメディア」のサポート事例については、以下の記事をご覧ください。
>>アクセス10倍!売上6倍!広報代理店「いっしょにオウンドメディア」事例“キャップドゥー・ジャパン様”編 | 広報代理店
>>SEOが大成功!広報代理店「いっしょにオウンドメディア」事例“株式会社リリーフ様「リ;コーデ」”編 | 広報代理店
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また、ホームページの集客方法について直接ご相談したい方は、広報代理店までお気軽にお問い合わせください。