プレスリリースとは?企業が配信するメリット・効果や注意点
プレスリリースとは?
プレスリリース(Press Release)とは、企業・組織が対外的に新しいニュースを発表する文書のことを指します。
ここでいう新しいニュースとは、新商品・新サービスの発売開始やイベントの実施、企業としての取組発信、研究成果の発表、社内人事の発表などが挙げられます。
プレスリリースは、企業の情報をメディアを含んだステークホルダー(顧客・取引先・投資家など)に対し広く告知することで、新商品・新サービスの認知度をアップさせたり、返ってきた反応をマーケティング活動に活かしたりする効果が期待できます。
また、有名なメディアに自社のニュースが取り上げられることで、社会的な信頼度を向上させることにもつながります。
プレスリリースは「広報活動」のひとつ
プレスリリースは、広い目で見ると「広報活動」のひとつです。
「広報」とは、企業や組織がステークホルダー(メディアを含めた自分たち関わりのある外部の存在)に対して、自社の活動や理念をさまざまな方法で伝え、良好な関係を築くためのコミュニケーションを図っていく活動のことを指します。
プレスリリースは広報活動の代表格ですが、他にもオウンドメディアやホームページ(コーポレートサイト)、SNSなどが広報活動に分類されます。
広報活動について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>広報とは?コーポレート広報などの種類や広告・PRとの違いを解説 | 広報代理店
企業がプレスリリースを配信するメリット・効果
ここからは、企業がプレスリリースを配信するメリットや効果について見ていきましょう。
新商品や新サービスの認知度が高まる
新商品や新サービスの発表をプレスリリースを通じて行うことで、認知度を高めることができます。
プレスリリースを発信しなくても、SNSで発信したり広告を出したりすることで新商品や新サービスの認知度は上げることができますが、SNSはフォロワー数に左右されますし、広告は費用がかかります。
プレスリリースを発信して多くのメディアに取り上げてもらうことが、新商品や新サービスの認知度を高める近道であると言えるでしょう。もちろん、プレスリリースを発信した上で、SNSや広告で宣伝するのも効果的ですし、相乗効果も期待できます。
メディアに掲載されることで信頼度がアップ
企業がプレスリリースを発信すると、メディアに取り上げてもらえる場合があります。たとえば、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の場合、配信設定にもよりますが1つのプレスリリースに対して20~30以上のWebメディアに取り上げてもらえます。
誰もが知っているメディアにプレスリリースが掲載された場合、そのことを自社ホームページなどに記載することで、ステークホルダーや世間一般に対する信頼度をアップさせる効果が期待できます。
企業の活動や想いを広く知ってもらうきっかけになる
プレスリリースは、自社の活動や想いを発信するのにもうってつけです。
たとえば、食品ロスをゼロにするための取り組みをプレスリリースで発信した場合、その取り組みをすることになった背景や、企業の想いも同時にプレスリリースに記載します。
そうすることで、その企業がなぜその取り組みを頑張っているのかが明白になり、共感や応援をしてもらいやすくなります。また、企業を好きになってくれる(ファンになってくれる)人も現れるかもしれません。
プレスリリースに対する反応をマーケティングに活かせる
プレスリリースを発信することで、リリースを見た消費者などからの反応を、マーケティングに活かすことができます。具体的には、掲載されたメディアへのコメントや、SNSでの反応を見ていきます。
たとえば、プレスリリースを配信したところ、ターゲティング想定外の世代から多くの反響があったとします。その場合、その世代になにが響いたのかを分析し、新商品や新サービスの開発に活かすことができます。
プレスリリースは企業からの情報発信であると同時に、世間からのリアルな反応を知ることができるツールでもあります。
広告に比べると費用がリーズナブルで効果が永続的
プレスリリースは、自社で作成してコーポレートサイト(自社サイト)に掲載するのであれば、基本的に費用はかかりません。多くのメディアに掲載してもらいやすい「PR TIMES」でも、1件あたり3万円で配信することができます。
費用対効果を考えると、たとえばテレビCMなどをした場合に比べて、圧倒的にリーズナブルです。また、配信したプレスリリースはインターネット上にずっと残り続けるので、広告のように限定的ではなく永続的な効果が期待できます。
プレスリリースのデメリット・注意点
ここからは、プレスリリースのデメリットや注意点についてご紹介していきます。
メディアに取り上げられないこともある
企業がプレスリリースを発信しても、100%メディアに取り上げてもらえるわけではありません。プレスリリースの内容や、配信する曜日・時間帯なども関係します。
そのため、メディアに取り上げてもらう前提でプレスリリース配信を行うのは注意したほうが良いでしょう。
ただし、プレスリリースのシェアNo.1である「PR TIMES」で配信を行うと、配信設定によりますが高い確率でWebメディアに掲載してもらえます。
メディアでの扱い方はコントロールできない
プレスリリースがメディアに掲載された場合でも、メディアでのプレスリリースの取り扱い方は、配信する企業側ではコントロールできません。
そのため、あまり多くはないと思いますが、企業の信用を落とすような取り扱われ方をされてしまう場合も考えられます。
ただし、広報代理店が「PR TIMES」を通じて配信してきたプレスリリースは、ほとんど場合で配信した文章がそのまま各Webメディアに転載されています。そのため、プレスリリースを見たステークホルダーに対して、間違った印象を与える心配は少ないでしょう。
間違ったやり方をすると効果が得られない
プレスリリースを配信したとしても、メリットでご紹介したような効果が確約されているわけではありません。
プレスリリースは、リリース内容はもちろんですが、配信する曜日や時間帯によっても、取り扱ってくれるメディアやリリースを読んでもらえる人数が変わってきます。
そのため、やり方を間違えると読者にリリースの内容が響かなかったり、そもそもプレスリリースを読んでもらえる人数が少ない場合もあります。
プレスリリースを作成する場合は、プレスリリース作成に慣れている専門家に依頼するのが一番です。プレスリリースや広報の専門家が社内に居ない場合は、外部の専門家を頼るほうが、プレスリリースで高い効果を得やすくなるでしょう。
効果のあるプレスリリースを作成するなら「広報代理店」にお任せ!
この記事では、プレスリリースの定義や、プレスリリースを配信するメリット・効果、デメリット・注意点などについてご紹介してきました。
企業がプレスリリースを配信することで、新商品や新サービスの認知度が高まったり、有名メディアに掲載されることでステークホルダーからの信頼度がアップしたりする効果が期待できます。
その一方で、効果のあるプレスリリースを作成するためには、配信方法まで含めた専門知識が必要となります。
広報代理店の「いっしょにプレスリリース」では、手間のかかるプレスリリースの作成・配信を、広報代理店が代行させていただくサービスです。
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