プレスリリースは意味ない?ニュースリリースで効果が出ない原因や対策10選
プレスリリースは出しても意味がない?
「これまでプレスリリースをいくつか出したけれど、ぜんぜん効果が無かった……」
「プレスリリースを出す意味なんてあるのだろうか……?」
こんなふうに考えたことはありませんか?
プレスリリースを出してもなかなかメディアに取り上げてもらえず、目に見えた効果が少ない場合は、「プレスリリースなんて意味がない」と思っても仕方がないかもしれません。
しかし、プレスリリースに意味がないと感じてしまう理由や原因をしっかりと理解し、その上で対策を講じることで、「効果が出て意味のあるプレスリリース」を発信することができるはずです。
「プレスリリースは意味ない」と感じる理由
まずは、「プレスリリースは意味ない」と感じてしまう理由から考えていきましょう。
プレスリリースを出しても反響が少ない
プレスリリースを出しても、メディアやSNS等で反響が少ないと、「意味がない」と感じてしまうと思います。
しかし、プレスリリースの反響が少ない原因としては、リリース内容のニュース性が低かったり、利用しているプレスリリース配信サービスが適切ではなかったりする可能性もあります。
広告のように具体的な成果がすぐに出ない
プレスリリースを広告と同じようなものと勘違いしている場合、広告のように具体的な成果がすぐに出ないことを理由に、「プレスリリースは意味ない」と感じてしまうかもしれません。
しかし、広報であるプレスリリースと広告は、根本的に役割やメリット等が異なります。プレスリリースを発信するにあたって、まずは広報であるプレスリリースと広告の違いを知っておくと良いでしょう。
広報(プレスリリース)と広告の違いについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>広報とは?コーポレート広報などの種類や広告・PRとの違いを解説 | 広報代理店
意味がない(効果が出ない)プレスリリースになる原因と対策
ここからは、思うように効果が出ず、「意味がないプレスリリース」になってしまう10個の原因と対策についてご紹介していきます。
そもそも情報の鮮度が低くプレスリリースに合わない
メディアが取り上げたくなるプレスリリースの条件として、「情報の鮮度が高い」ことが挙げられます。情報の鮮度とは、そのプレスリリースが扱っている情報の新規性のことで、「世の中にまだ無い商品や技術」などは情報の鮮度が高いと言えます。
反対に、世の中に既に出回っているような、目新しさのない情報では、いくらプレスリリースで発信したとしても、取り上げたくなるメディアは少ないと思います。
意味がないプレスリリースを回避するためにも、プレスリリースの「情報の鮮度」を意識してみると良いでしょう。
プレスリリースの基本に沿って作られていない
プレスリリースは企業の「公式文書」なので、正しい日本語を意識して書くことが求められます。また、プレスリリースはタイトルやサブタイトル、リード文、本文などで構成されますが、それぞれに適切な内容を入れてあげる必要があります。
こうった基本に沿って作られていないプレスリリースは、「意味・効果がないプレスリリース」になってしまう可能性が高いです。
プレスリリースの基本的な書き方・作り方は、以下の記事をご覧ください。
>>広報のプロがプレスリリースの書き方を大公開!タイトルや本文のポイントやコツ | 広報代理店
プレスリリースの情報と配信先メディアが異なっている
プレスリリースでどんなに素晴らしいニュースを届けたとしても、ジャンルが異なるメディアに配信していたら、ニュースとして取り上げられる可能性は低いでしょう。
たとえば、IT関連企業が自社の新規サービス開始のプレスリリースを出すとして、それをゲーム関連のメディアやグルメ関連のメディアに配信したとしても、取り上げて貰える確率は低いです。また、取り上げてもらえたとしても、IT系に興味関心のある人が集まるメディアではないので、そのプレスリリースを読んだ読者からの反応も低いと思われます。
もしプレスリリースの配信先メディアを適当に選んでいるとしたら、「意味のないプレスリリース」になってしまっている原因のひとつかもしれません。
プレスリリースを発信する曜日や時間が悪い
プレスリリースは、いつ配信しても良いというわけではありません。たとえば土日祝は、各メディアに所属している記者がお休みの場合が多く、あまりオススメはできません。
また、毎月1日や月曜日の午前中、金曜日の午後なども、メディアのもとに届くプレスリリースなどの情報が多くなりがちなので、注目される確率は下がるでしょう。もっともオススメのプレスリリース配信時間は、火曜日、水曜日、木曜日の10時~15時と言われています。
これまでプレスリリースの配信時間を特に意識していなかった場合は、配信時間を意識してみるだけでも「意味のないプレスリリース」から脱却できるかもしれません。
企業の「想い」がなくただのお知らせになってしまっている
プレスリリースはメディアに取り上げてもらうことを目的とする企業の公式文書ですが、メディアに取り上げてもらった先には顧客などのステークホルダーが存在しています。
そのため、プレスリリースはただ単に「お知らせ」に留まるのではなく、企業がそのサービスや製品、キャンペーンに込めた「想い」を書く必要があります。
プレスリリースに想いを書くことで、プレスリリースの内容は単なる情報から物語に変化し、読者であるステークホルダーや生活者の方々に共感してもらえたり、意識を変えてたりできる可能性があります。
テンプレートやカタログのようなプレスリリースになっている
新商品の発売にともなうプレスリリースでありがちなのが、製品のスペックをそのままコピペしたようなプレスリリースです。
たしかに製品の仕様やスペック紹介も大切な情報ではあるのですが、プレスリリースを読む生活者やステークホルダーの目線にたってプレスリリースのタイトルや内容を考える必要があります。
たとえば、その新商品が「日々の生活のなかのどういった点を良くするのか?」といったベネフィットを、できるだけ具体的に表現してあげることで、しっかり読んでもらえる「意味のあるプレスリリース」にすることができます。
競合他社のプレスリリースとの差別化ができていない
競合他社も、同じメディアや生活者をターゲットとしたプレスリリースを出している可能性が高いです。
プレスリリースを発信する前に、必ず競合他社のプレスリリースをチェックして、しっかり差別化できるポイントを押さえておきましょう。
差別化するためのポイントとしては、先ほどもご紹介した企業の「想い」を書くことで、プレスリリースにストーリーを付与してあげることが効果的です。
プレスリリースの本質やメリットを理解できていない
「上司にプレスリリースの発信を任されたので、とりあえず発信している……」
経験の少ない広報担当者や、突然「ひとり広報」に任命された方の場合、上記のようにプレスリリースについて詳しくないものの、なんとか発信しているケースも少なくないのではないでしょうか。
プレスリリースを発信する前に、プレスリリースの本質やメリットをしっかり理解しておくことで、「どういった点に気をつけて、何のために発信するのか」が自分のなかで明確になります。
その結果、プレスリリースそのもののクオリティが上がり、「意味のないプレスリリース」になってしまうことを避けられる可能性が高くなります。
プレスリリースの本質やメリットについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>プレスリリースとは?企業が配信するメリット・効果や注意点 | 広報代理店
適切なプレスリリース配信サービスを利用していない
「意味のないプレスリリース」になってしまっている原因として、適切なプレスリリース配信サービスを利用していない可能性が考えられます。
プレスリリースの配信方法にはいくつかありますが、代表的な方法は以下のとおりです。
- プレスリリース配信サービスの利用
- 自社サイトのオウンドメディアへ投稿
- 自社のメディアリストへ配信
このなかで最も効果的だと考えられるのが、「①プレスリリース配信サービスの利用」です。
もちろん、アクセスが十分ある企業や、自社のメディアリストを保有している企業であれば、②や③でも高い効果は得られるでしょう。
ただし、自社サイトやオウンドメディアへのアクセスが乏しく、自社のメディアリストも保有していない企業の場合は、「①プレスリリース配信サービスの利用」を利用するのがオススメです。
「プレスリリース配信サービス」のなかで、国内シェアNo.1を誇るのが「PR TIMES」です。「PR TIMES」を利用することで、10,000以上のメディア+27,000名超の記者・編集者のなかから、最大300媒体に絞ってプレスリリースを配信することができます。
「これまでプレスリリース配信サービスを利用していなかった」という場合は、ぜひ「PR TIMES」をはじめとしたプレスリリース配信サービスを利用してプレスリリースを配信してみることをオススメします。
「PR TIMES」について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>国内シェアNo.1のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」とは?特徴や料金を解説 | 広報代理店
経験の少ない広報担当者がプレスリリースを作成している
経験の少ない広報担当者や、突然「ひとり広報」に任命された担当者がプレスリリースを作成している場合、それが「意味のないプレスリリース」になっている原因かもしれません。
プレスリリースは、これまでお伝えしてきたように、「公式文書」として書き方の基本を押さえつつ、企業の「想い」を適切に入れていく必要があります。また、配信時間や曜日についても、十分に吟味しなくてはいけません。
このように、プレスリリースをひとつ配信するだけでも、さまざまな知識や経験が必要になります。
自社にプレスリリースの経験豊富は広報担当者が居ない場合は、外部の広報専門家に任せてしまうのもひとつの手です。広報のプロに任せることで、プレスリリースの作成から発信まですべて行ってもらうことができるので、「意味のないプレスリリース」からの脱却へ一番の近道だと言えるでしょう。
意味のあるプレスリリースなら広報代理店にお任せ!
この記事では、「プレスリリースは出しても意味ない」と考えている広報担当者の方や企業様に対し、「プレスリリースは意味ない」と感じる理由や、「意味がないプレスリリース」になってしまう10個の原因と対策をご紹介してきました。
広報代理店の「いっしょにプレスリリース」では、しっかりと効果が出る「意味のあるプレスリリース」を、企業様に代行する形で作成・発信することができます。
「これまでプレスリリースをいくつか出したけれど、ぜんぜん効果が無かった……」
「プレスリリースを出す意味なんてあるのだろうか……?」
こんなふうに考えている広報担当者の方や企業様は、広報のプロ集団である「広報代理店」に、プレスリリースを任せてみませんか?
広報代理店の「いっしょにプレスリリース」について詳しくは、以下のページをご覧ください。
>>いっしょにプレスリリース | 広報代理店
また、広報代理店が作成・発信してきたプレスリリースの実績は、以下の記事をご覧ください。
>>大手食品メーカー様(東証プライム上場)のプレスリリース作成をサポート!広報代理店「いっしょにプレスリリース」の事例紹介 | 広報代理店
プレスリリースやその他広報全般についてのご相談は、広報代理店までお気軽にお問い合わせください。
>>お問合せ | 広報代理店