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オウンドメディアリクルーティングとは?
オウンドメディアリクルーティングとは、自社が保有するオウンドメディアを活用して採用活動を行うことを指します。オウンドメディアリクルーティングを英語表記すると「Owned Media Recruiting」となり、頭文字をとって「OMR」と呼ばれることもあります。
具体的には、自社ブログに自社が求める人材や仕事内容、福利厚生の内容を記載したり、求人目的の自社サイトを立ち上げるといった方法があります。また、SNSを通じて自社が求める人材について投稿することも、立派なオウンドメディアリクルーティングです。
そもそもオウンドメディアとは?
オウンドメディアとは、自社が保有しているメディア全般のことを指しますが、主に「自社サイト内に設置されたブログ」のことを指してオウンドメディアと呼ぶケースが多いです。
自社ブログ以外のオウンドメディアの例を挙げると、X(旧Twitter)やInstagram、FacebookといったSNS、企業YouTubeチャンネルなどが当てはまります。
オウンドメディアについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>オウンドメディアとは?ペイドメディアとの違いやメリット・注意点 | 広報代理店
求人サイトとオウンドメディアリクルーティングの違い
求人サイトとオウンドメディアリクルーティングの最大の違いは、そのサイトやメディアを自社が保有しているかどうかの違いになります。
他社が運営している求人サイトでは、自社の情報を掲載するにしても、掲載期間や掲載文字数、レイアウトやデザインなどさまざまな制約を受けます。
オウンドメディアに求人情報を掲載する場合、そういった制約はありませんので(SNS自体の制約などは除く)、自社の魅力や就職時のメリットを余す所なく記載することが可能です。
また、求人サイトは「すぐに転職したい人(転職顕在層)」に対してアピールできますが、オウンドメディアリクルーティングでは「すぐには転職を考えていない人(転職潜在層)」や、「求人サイトには登録しないハイクラス人材」に対してアピールすることができます。
自社が求めている人材に合わせて、求人サイトとオウンドメディアリクルーティングを使い分けるのが良いでしょう。
人材紹介とオウンドメディアリクルーティングの違い
人材紹介サービスとオウンドメディアリクルーティングの違いは、人材紹介をしてもらう場合は紹介手数料が発生する点にあります。
人材紹介サービスで紹介された人材を採用した場合、想定年収の25%~35%程度が手数料として発生します。なお、この数字はあくまでも相場で、最大50%まで紹介手数料が発生する可能性があります。
オウンドメディアリクルーティングも、求人サイトの立ち上げや自社ブログの解説、求人用記事の作成など、開始時にある程度のコストは必要です。しかし、一度求人用のコンテンツを作成して軌道に乗ってしまえば、1人あたりの採用にかかる費用は人材紹介に比べて抑えられる傾向にあります。
ダイレクトリクルーティングとオウンドメディアリクルーティングの違い
ダイレクトリクルーティングとは、企業が採用したい求職者に対し、直接アプローチを行う採用手法です。具体的には、LinkedInやWantedlyなどのビジネスSNSや、転職サイトなどの人材データベースを活用してアプローチします。また、メールやメッセージツールで個別にアプローチする場合もあります。
ダイレクトリクルーティングとオウンドメディアリクルーティングとの違いですが、ダイレクトリクルーティングは上記で解説したように「企業側が能動的に勧誘をするプッシュ型の採用活動」であるといえます。
それに対し、オウンドメディアリクルーティングはコンテンツを用意して「潜在的求職者が応募してくれるのを待つ“プル型”の採用活動」です。
もちろん、ダイレクトリクルーティングとオウンドメディアリクルーティングを組み合わせて採用活動を行うこともできますし、実際に組み合わせて採用で成果を上げている企業もたくさん存在しています。
オウンドメディアリクルーティングが注目される背景
ここからは、オウンドメディアリクルーティングが注目される背景についてご紹介していきます。
優秀な人材を採用するハードルが上がっている
オウンドメディアリクルーティングが注目される背景として、少子高齢化などの原因により売り手市場となっている現状、自社で優秀な人材を採用するハードルが上がっていることが挙げられます。
先程も少し解説しましたが、オウンドメディアリクルーティングは「すぐには転職を考えていない人(転職潜在層)」や、「求人サイトには登録しないハイクラス人材」に対しても、自社の魅力をアピールしたり知名度を高めたりする効果が期待できます。
そのため、通常の求人サイトと合わせて、オウンドメディアリクルーティングによって採用のための間口を広めることが、企業に求められているのです。
「仕事」に対する価値観の変化・多様化
また、「仕事」に対する価値観の変化や多様化も、オウンドメディアリクルーティングが注目される要因の1つです。
かつて仕事を選ぶ際に重視されていたのは「報酬(給与額)」でしたが、現在では「自分と価値観があった企業か」や「働きやすそうな企業か」などを重視する求職者が増えてきています。
こうしたニーズに応えるためにも、字数や写真枚数などの制限がないオウンドメディアリクルーティングを活用することで、「企業の価値観」や「職場の雰囲気」を求職者に伝えることができます。
就職・転職活動のための情報収集方法が多極化
現在の就活生や転職希望者は、求人サイトはもちろん、企業のホームページや企業SNS、企業YouTubeなど、さまざまな場所から情報収集して企業を選択することができます。
そんなとき、求人に関する情報が多い企業と少ない企業では、求職者はどちらで「働きたい」と思うでしょうか。多くの人は、「求人に関する情報が多い企業」のなかから、自分に合った企業や職場を探すと思います。
つまり、オウンドメディアリクルーティングで求職者に対する情報を提示するのは、企業の採用活動において必須に近い要素になりつつあるのです。
オウンドメディアリクルーティングのメリット
ここからは、オウンドメディアリクルーティングのメリットについて解説していきます。
自社の経営理念や雰囲気にマッチした人を採用しやすくなる
オウンドメディアリクルーティングでは、求人サイトでは書ききれないような「自社の経営理念・ビジョン」や「経営者の考え」なども十分に伝えることができます。
また、「実際に働いている社員のインタビュー」や「職場の日常を撮影した動画」を公開することで、どんな雰囲気の会社なのかを求職者に分かりやすく届けることも可能です。
オウンドメディアリクルーティングでこうした情報を伝えることで、自社の経営理念やビジョン、雰囲気にマッチした人材を雇うことができるようになります。また、経営理念やビジョンに賛同して入ってきてくれた人は、入社後も離職せずに働き続けてくれる可能性が高いです。
自社の認知度を高めることができる(企業ブランディングの促進)
オウンドメディアリクルーティングで、マッチしたい人材が検索しそうなキーワードをしっかり盛り込むことで、検索経由で企業のことを認知してくれる求職者が増加していきます。
さらに、継続的に質の高いコンテンツを発信することで、検索エンジンでの上位表示が期待でき、求職者だけでなく潜在顧客やパートナー企業からの認知度も向上します。これにより、採用活動と同時に企業ブランディングの強化にもつながるというメリットがあります。
たとえば、「○○業界 働きやすい企業」や「○○エンジニア 転職」で検索する人が自然とメディアに訪れ、自社に対して興味を持ちやすくなります。長期的に見れば、広告に頼らない採用活動の基盤を築くことができるのです。
従業員エンゲージメント(帰属意識)が高まる
オウンドメディアリクルーティングを目的として企業の理念やビジョン、働いている人の雰囲気を見せることで、、新しく入ってくる人材はもちろん、既存の社員・従業員の方にとっても嬉しい効果が期待できます。
その効果とは、従業員エンゲージメントの向上です。従業員エンゲージメントとは、社員が企業に対し抱く帰属意識のことで、従業員エンゲージメントが高い社員は企業のことを「自分の会社だ」と感じて働けるようになります。
従業員エンゲージメントについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>従業員エンゲージメントとは?高い企業のメリットや高めるための施策 | 広報代理店
長期的に見ると採用のためのコストを削減できる
オウンドメディアリクルーティングのメリットとして、コンテンツが充実していくことで求人1人あたりの採用コストを下げていけることが挙げられます。
具体的には、人材紹介やダイレクトリクルーティングと比較して、オウンドメディアリクルーティングは長期的に見ると以下のように採用コストを下げることができます。
採用手法 | 初期費用 | 運用費用 | 1名あたりの採用コスト |
---|---|---|---|
オウンドメディアリクルーティング | 低~高(20万~300万) | 中(10万~20万/月) | 低(長期的にコストが下がる) |
人材紹介 | なし | 高(100万~175万/1名) ※年収500万×20~35% |
高(100万~200万/1名) |
ダイレクトリクルーティング | 低(5万~20万) | 中(10万~50万/月) | 中(担当者の労力次第) |
オウンドメディアリクルーティングの初期費用に開きがあるのは、自社ブログの立ち上げであれば20~50万円程度で可能ですが、採用サイトを新たに立ち上げる場合は100~300万円程度かかる可能性があるためです。
すでに自社ブログ(オウンドメディア)をお持ちの場合は、初期費用はかからずにオウンドメディアリクルーティングを開始することができます。
オウンドメディアリクルーティングについてのご相談は、日本初の広報に特化した代理店「広報代理店」まで、お気軽にお問い合わせください。
作成したコンテンツは企業の資産として残り続ける
オウンドメディアリクルーティング用に作成したブログ記事(企業理念を紹介する記事や、社員へのインタビュー記事)や、会社の雰囲気を伝える動画などのコンテンツは、削除しない限りオウンドメディアに残り続けます。
そのため、オウンドメディアリクルーティングに関する新しいコンテンツを作成しなくなったとしても、これまで作成したコンテンツへアクセスする人は途絶えないので、永続的に企業の採用活動に貢献します。
なお、オウンドメディアリクルーティング以外のコンテンツも同様で、例えば自社サービスを紹介する記事や動画、SEOを意識してアクセスを増やすためのコンテンツなども、1度作ってしまえばオウンドメディアに資産として残り続けます。
継続的なメリットが大きいオウンドメディアについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>オウンドメディアとは?ペイドメディアとの違いやメリット・注意点 | 広報代理店
オウンドメディアリクルーティングのデメリット
ここからは、オウンドメディアリクルーティングのデメリットについても触れていきます。
効果が出るまで時間がかかる
オウンドメディアリクルーティングは、短期的な成果が期待しにくい点がデメリットであると言えます。
検索エンジンでの上位表示や求職者からの認知を得るには、継続的なコンテンツ更新とSEO対策が必要であり、具体的な成果が出るまでに数ヶ月から1年以上かかることもあります。
しかし、採用コンテンツとGoogle広告の併用などによって、オウンドメディアリクルーティングを進めつつ短期的に成果を求める方法も存在します。
求職者に届くようにコンテンツの質が求められる
採用したい人材にリーチするためには、企業の魅力や働く環境の雰囲気などを的確に伝える質の高いコンテンツが不可欠です。
漠然とした情報や魅力が伝わらない記事では、ターゲット層にアプローチすることが難しく、高い効果は期待できません。また、競合他社との差別化も必要で、ユーザー視点で情報を打ち出していく工夫が求められます。
コンテンツ作成には社員の協力が必要
オウンドメディアリクルーティングを行なっていくためには、ブログ記事の作成や情報収集に社員の協力が欠かせません。
たとえば、現場の声や社員のインタビューを取り入れることで、リアルな情報を発信できますが、社員の時間的・労力的な協力が必要になります。特に、10人未満の中小企業では、採用コンテンツ制作に関わる負担が大きくなりがちです。
社員が協力的でない場合、質の高いコンテンツを継続的に発信することが難しくなる可能性もあるので、オウンドメディアリクルーティングを行う場合には、事前に社員の協力を得られるように丁寧な説明を行うようにしましょう。
また、インタビュー記事なら答えやすい質問を用意したり、場合によってはインセンティブを発生させるなど、社員がリクルーティングに協力したくなるような体制を整えるこも重要です。
オウンドメディアリクルーティングの始め方
ここからは、オウンドメディアリクルーティングの始め方についてご紹介していきます。
①オウンドメディアの作成
最初に、オウンドメディアリクルーティングを行なっていくにあたって、オウンドメディアを作成する必要があります。具体的には以下のとおりです。
自社ブログ(企業ブログ)
もっとも頻繁に求人用コンテンツをアップする可能性が高いオウンドメディアです。もしもコーポレートサイトに自社ブログが無い場合は、ブログ開設から行う必要があります。
企業SNSの開設
企業SNSを開設しましょう。オウンドメディアリクルーティングでは、X(旧Twitter)やInstagram、Facebookが効果的です。
企業YouTubeチャンネルの開設
企業YouTubeチャンネルを開設しましょう。企業YouTubeチャンネルを開設することで、自社の魅力を伝える動画を発信していくことができます。
採用サイト・ページ
採用に特化したサイトやページを作成することも、オウンドメディアリクルーティングでは有効です。
②オウンドメディアリクルーティング用のコンテンツ作成
オウンドメディアを作成したら、次にオウンドメディアリクルーティングに役立つコンテンツを作成する必要があります。各メディアに適したコンテンツを作成し、継続的に更新していくことが重要です。
自社ブログ(企業ブログ)
自社ブログ(企業ブログ)では、企業理念や企業文化、仕事内容、社員の声など、採用活動に役立つコンテンツを作成するのがオススメです。
求職者にとって有益で興味を引く記事を定期的にアップデートし、検索エンジンでの露出を高めていきましょう。例えば、経営者がどんな想いで会社を経営しているのかや、営業職の社員の一日を紹介する記事などが考えられます。
自社ブログ(企業ブログ)について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>企業ブログの運営は代行が基本?!ブログ記事代行のメリットや注意点 | 広報代理店
企業SNS
企業SNSでは、採用したい人材について簡潔に説明したり、自社ブログの求人用コンテンツや求人サイト・ページへリンクを設置したりするのが効果的です。
企業SNSについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>SNS運用代行とは?メリット・デメリットや費用相場、仕事内容 | 広報代理店
企業YouTubeチャンネル
YouTubeでは、より視覚的な求人用コンテンツを制作します。社員インタビューや会社紹介動画、オフィスツアー、社内イベントなど、企業の雰囲気を感じてもらえる動画コンテンツを定期的にアップすることで、求職者に企業のリアルな姿を伝えることができます。
企業YouTubeチャンネルについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>企業YouTubeチャンネルの運用を代行!広報代理店の「いっしょにYouTube運用」のサービス内容や費用・メリット | 広報代理店
採用サイト・ページ
採用サイトや採用ページには、求人情報だけでなく、企業の理念や文化、働く環境、福利厚生について詳しく説明するコンテンツを用意するのがオススメです。
オウンドメディアリクルーティングの成功事例
ここからは、広報代理店がサポートしたオウンドメディアリクルーティングの成功事例についてご紹介していきます。
成功事例①:オウンドメディア経由での求人採用に成功
最初にご紹介する事例は、木材を中心とした建材の小売業を営んでおられる熊本県の株式会社 大商木材様における、オウンドメディアリクルーティングの成功事例です。
大商木材様が抱えていた課題は、求人目的のコーポレートサイトだったにもかかわらず、オウンドメディア(自社ブログ)を更新することができる広報担当者が不在だったことです。
そこで、広報代理店の「いっしょにオウンドメディア」でブログ記事の作成をサポートさせていただくことになりました。具体的には、ハローワークなどで大商木材様に興味を持たれた求職者の方に向けて、社長の想いや働いている社員さんの紹介、福利厚生や仕事内容などのコンテンツを作成いたしました。
オウンドメディアリクルーティングを続けたことにより、見事ブログ記事からの求人採用に成功することができました。
大商木材様のオウンドメディアリクルーティング成功事例について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>ブログ経由で求人に成功!広報代理店「いっしょにオウンドメディア」事例“株式会社 大商木材様”編 | 広報代理店
成功事例②:集客だけでなく求人用コンテンツも作成し企業の成長に寄与
株式会社キューケンシステム様は、熊本県で地域密着型の電気工事会社を展開されています。オウンドメディアを運用する目的としては、Web検索からの集客を増やすことでしたが、最近になりオウンドメディアリクルーティング用の記事コンテンツも広報代理店で作成させていただきました。
具体的には、キューケンシステム様の仕事内容や福利厚生、企業理念や求める人材、採用までの流れなど、キューケンシステム様で働きたいと思った求職者が知りたいような情報を、記事コンテンツとしてまとめています。
こういった求人用の記事を作成して、しっかりと「キューケンシステムってこういう会社なんだよ」とオープンに打ち出していくことで、求職者からも信頼を持ってもらえると思っています。
そして実際に社員は増え、2024年9月中旬には新しいオフィスへお引越しもされました。オウンドメディアリクルーティングが、企業の成長に欠かせないと思わせてくれる成功事例だと思います。
キューケンシステム様のオウンドメディアリクルーティング成功事例について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>プル型営業から求人まで!広報代理店「いっしょにオウンドメディア」事例“キューケンシステム様”編 | 広報代理店
オウンドメディアリクルーティングなら広報代理店にお任せ!
この記事では、オウンドメディアリクルーティングの概要やメリット・デメリット、人材紹介・求人サイト・ダイレクトリクルーティングとの違い、オウンドメディアリクルーティングの始め方や成功事例などについて解説してきました。
オウンドメディアリクルーティングは、自社のオウンドメディアを活用して採用活動を行う求人手法で、企業の魅力を自由に発信できる点がメリットです。
また、人材紹介やダイレクトリクルーティングと比較しても、長期的に見れば採用コストを抑えることができ、企業の採用基盤を盤石にしていくことができます。他にも、「転職潜在層」や「ハイクラス人材」へのアプローチが可能なことや、企業ブランディングや従業員エンゲージメントの向上にもつながるといったメリットも期待できます。
一方で、オウンドメディアリクルーティングで成果が出るまでに半年~1年以上の時間がかかることや、質の高いコンテンツの継続的な作成が求められるなど、ハードルが高く感じてしまう要素も存在します。
「オウンドメディアリクルーティングにチャレンジしたいけれど、自社では難しそう……」
こんなことを考えている企業様は、広報代理店にお任せください。
広報代理店では、成功事例でご紹介したように、これまで数多くの企業のオウンドメディアリクルーティングをサポートし、確かな成果を残しています。
1日でも早くオウンドメディアリクルーティングを開始することで、5年後、10年後に業界では有名な企業に成長できる可能性も高まります。オウンドメディアリクルーティングについてのご相談は、ぜひ広報代理店までお気軽にお問い合わせください。